どうも、はるかす(@mametyralove)です。
子供がゲームをやり過ぎている。なんてことは結構よくある話ですが、その防止策というのはあまり見かけません。
それだけ子供にゲームをやめさせる事は難しいんですよね。
この記事では心理学的に子供にゲームをやめさせる方法を紹介していますが、どれも長期的なものとなっています。親として少し覚悟をして望んでくださいね。
勉強とゲーム

もしかすると貴方は子供にゲームをやめさせたい訳ではなく、勉強をして欲しいのではないのでしょうか。
しかし、ゲームをやめさせたとしても子供が勉強をすることはありません。ゲームばかりやっている子供にとって勉強とは苦痛そのものであるからです。
勉強をさせようと思うと、また違うテクニックが必要になります。
この記事では、ひとまずゲーム依存症を防ぐための心理テクニックをご紹介するだけなのでご理解ください。

▼本題に入る▼
アンダーマイニング効果


ゲームを辞めさるということに関して僕の知っている限りではアンダーマイニング効果を狙うのが一番良いと思います。
意味としては「弱体化させる」「台無しにする」です。要するに、ゲームをしたいというモチベーションを削る効果をもたらしてくれるテクニックです。
少し時間とコストが掛かりますが許してください。
わかりやすい例
アンダーマイニング効果を感覚で理解するために以下の物語を読んでください。
ある老人が、隣の空き地で、放課後に子供たちが毎日野球をするので、騒がしくて困っていました。
そこで老人は実に巧妙な計画を思いつきました。ある日、子供たちにこう言いました。
「君たちの野球を見るのがとても楽しくていつも家からみているんだよ、これからここで毎日野球をやってくれたら、100円あげよう」
遊びにきたのにお金がもらえるということで、子供たちはびっくりしましたが、その後一週間、老人は毎日100円をあげました。翌週老人は、
「すまんがお金に余裕がなくなってきてね。これからは毎日50円にするけど、それでいいかね」
といいました。子供たちの一部はしぶしぶでしたが、また翌週も毎日、野球をしにきて50円をもらって帰りました。翌週、老人は
「すまんが、今日からは10円にさせてもらうよ。お金がなくなってきたんだ」
といいました。もともとそこで遊ぶのが目的だった子供たちは、まあしょうがないかと思いその後も野球をしにきました。数日後、老人は
「悪いが、今日からもうお金はないよ、ついにあげるお金がなくなってしまったんだ」
と告げました。すると、子供たちは、怒って文句を言い出しました。
「冗談じゃないよ、ぼくたちがタダで遊んでやるとおもっているの?もうきてやらないよ」。
それ以降、子供たちは二度と隣で野球をしなくなりました。
老人は1000円ちょっとで、騒々しい子供たちを追い出すことができたわけです。
これがどういうことかというと、報酬を貰えるようになった子供たちは「野球が楽しい」というモチベーションではなく、「お金が貰える」というモチベーションに変わったのです。
この物語くらい上手くはいかないと思いますが、報酬を下げることによってそのモチベーションを下げることは非常に簡単なのです。
実際に使ってみる
先程コストが掛かるとは言いましたが、アンダーマイニング効果はお金でなくとも再現することができます。
例えば「おやつをあげる」「言うことを聞く」などなど、色々な手を使えますよね。

こんな感じで良いと思います。目標を達成したら褒めることも忘れないでくださいね。
少しの期間継続していると、きっとモチベーションが「おやつを貰える」というものに変わってくるはずです。
そうなったら仕掛けていきます。出すおやつを少しずつかつわかりやすいように素朴にしていきましょう。
そうすればゲームに対するモチベーションがなくなり、頻度が下がったりやめたりするかもしれません。
暇にさせてはいけない


人間は暇であるという状況をとても苦痛に感じるので、暇にさせると必ずゲームに戻ります。そうさせないためにも、何かやることを用意することが大切です。
例えばアウトドアでも良いですし、なんとか勉強に持っていっても良いでしょう。ゲーム依存症は回避できます。
タイミングを見計らって提案してみましょう。
まとめ
ここまでで理解してほしい点をまとめておきますね。
- ゲームをやめても勉強はしない
- アンダーマイニング効果でゲーム時間を抑制できる
- 暇は苦痛なので代わりになるものを与える
かなり親御さんの協力が鍵ですが子供の為だと思って頑張ってみてください。
是非試してみてくださいね!
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